他で良くならない理由

もし、あなたが軽石で何度も削っているのに繰り返すのであれば角質に対する根本的な対処ができていないのかもしれません。

当院には角質で悩まれている方が多く通われています。角質ケアの方法は軽石で削ったり、角質を柔らかくするクリームを塗ったり、サロンで綺麗にしてもらったりと様々な対処法が出てきました。角質を綺麗にしようとして、皮膚を削っても適した方法や削り方が間違ってしまうと、反対に細胞を傷つけてしまい乾燥の原因になることもあります。

足の裏やかかとは体重がかかるため、皮膚自体が分厚くなりやすいところになるので、こまめに保湿クリームを塗ったとしてもツルツルした足の裏を手にすることはできません。まずは、古くなった角質を綺麗に取り除くことが重要です。そこから適した方法で保湿をすることでツルツルの状態を維持することが可能になります。
 

症状についての説明

厚生労働省は介護予防事業としてフットケアを追加し、足の爪の重要性と適切なフットケアの方法を追求しようとしています。このフットケアの中に角質ケアも含まれています。足の裏は長時間地面と触れることでその情報を脳に伝えてくれています。その足裏の角質が分厚くなることで感覚が鈍くなり、転倒の可能性や身体のバランスが崩れることもあります。

表面の乾燥であれば、保湿クリームをきちんと塗ることで改善が見込まれます。しかし、乾燥がひどい場合はヒビ割れてしまったり、出血することもあります。そこから細菌が入ってしまい、炎症を起こす場合もあるのです。そうなると足が地面に着くことが辛くなり歩くことがままならない状態になることもあります。

ヒビ割れて出血している場合は、皮膚科で処置を受けることをおすすめします。
 

原因

足の裏やかかとは、皮脂腺が少ないので水分を守る膜を作る能力が低いことから角層の水分が不足しヒビ割れを起こしてしまいます。また、足の裏やかかとは身体の全体重を支えており、靴が当たる場所でもあります。体重による圧迫、靴による摩擦が刺激となり角質が分厚くなっていきます。
通常、角質は皮膚のターンオーバーが正常に機能していれば自然と剥がれ落ちるものです。
しかし、乾燥、加齢などが原因で皮膚のターンオーバーが乱れると、古い角質がどんどん蓄積されていきます。その結果、耐えられなくなりヒビ割れたり、もともと乾燥しやすい部位である足の裏やかかとの乾燥が強くなることでガサガサしやすくなります。
 

当院での改善方法

当院では特殊な方法で皮膚を柔らかくします。柔らかくなった状態で古い皮膚を可能な範囲で削っていきます。何年も蓄積された角質は一度では全て削れないこともありますが、回数を重ねて、奥に眠っている角質を表面に押し出していくことも大切になります。そうすることで、一時的な対処ではなく、根本的に改善することが可能になります。当院は、その時の角質のお悩みを解決することも大切にしておりますが、再発しないようにサポートすることを目指しております。なので、足の裏やかかとへの衝撃を緩和することも大切にしているので、保湿クリームや靴下の選び方、インソールなどのアドバイスもしていきます。そうすることで、ご自宅でできるケアを続けることで角質によるお悩みが解決できます。
これから年齢を重ねていく上で、足の裏の感覚を大切にしていくことが転倒予防となり、健康寿命を伸ばす近道になります。だからこそ、私たちは角質ケアを大切にしています。
足の裏やかかとのガザガサや角質に悩んでいる方、転倒予防したい方、ぜひ一度ご相談ください。見た目が綺麗になるのはもちろん、あなたの健康寿命を足元からサポートします。